子供たちに本を読んでもらうために、色々なイベントを試みています。
ここ数年取り組んでいるものに「読書ビンゴゲーム」があります。
読書ビンゴゲームとは、碁盤目のマスを、それぞれの課題に合った本を読むことで埋めていき、タテ、ヨコ、ナナメに何列作れたかを競うゲームです。
色々試行錯誤しましたが、今は、大体3つのレベルを設けています。
そして、学年で、スタートするレベルを指定しています。
というのも、小さい学年ほど難しいものをやりたがり、結果、埋められなくて(課題の本を選べなくて)困る、ということがあり・・・
小さい学年は絵本から選べるように、中学生はちょっと難しい本も選べるようにしています。
うちでは、絶対参加ではなくて、自由参加の形です。
ビンゴ用紙は、欲しい人に渡しています。
ビンゴ用に本を借りてもいいし、それとは関係なく、自由に本を借りてもOKです。
そして景品ですが、小学生は3ビンゴ完成で、中学生以上は2ビンゴ完成でもらえるようにしています。
全ビンゴ完成したらもう一つもらえます。
職員も参加OKで、これは1ビンゴからもらえます。(子供たちには、大人の本は漢字が多くて文字が小さいからよ!って言い訳しています(^ ^; )
景品は、本を購入した時についてきた色々なグッズや、余ったカバーや廃棄した本を利用して作ったしおり等です。
低学年は闘志を燃やして完成させたがり、一人で何枚も挑戦する子もいます。
なので、マスを組み替えて、用紙の種類を増やしています。
たぶん、読まずにただ借りるだけ、ビンゴを完成させたいだけの子もいるはずです。
でも、本を借りることに抵抗がなくなったり、本を探すことが早くなったりするだけでも、良いことではないかな〜と。
もちろん思わぬ本と出会い、新たな読書の扉が広がれば一番いいなと思います。
文字をたくさん書かなくてはならないので、休み時間に終わらなかったり、授業に遅れたりと、問題が無い訳ではないのですが、競って本を読んでくれるので、低学年の先生には理解していただいていて、有り難く思っています。
秋の読書週間、読書月間の頃より始めて、2学期中でおしまいです。
今年は誰が一番多く完成させるかな〜?