Demon Slayer 〜「鬼滅の刃」

司書のおしごと

大人気の漫画「鬼滅の刃」です。
サイドストーリーやノベライズもあって、子供たちには大人気。
鬼滅の表紙だけで借りて行く子もいます。
まだ読めないのに1年生まで借りたがる・・・(止めてますが)

そこでひらめきました。
英語版を入れてみようか、と。
探してみると普通にありました。

英語の文字が並んでいるのを見ただけで、うわっ!ってなっちゃって、目が拒否してしまう、というのってあると思うんです。
まずは慣れること、英語がたくさん出て来ても、よ〜く見たら読めること、意味がわかること、その体験を味わってほしいな〜と思います。

出版社がVIZ Mediaになっているので、北米で販売されているものなのかもしれません。
図書コードも978-1です。洋書です。
でも、日本のAmazonで普通に購入できます。
送料もかかりません。
(たまに送料が表示されることもあるので、少しだけ気をつけてください)
Kindleバージョンが表示されることも多いので、ペーパーバックを選んで下さい。

あまり小さい子が絵だけで借りるのもな〜と思い、貸出を4年生以上に制限しました。
でも、最初に見つけるのは1、2年生など、まだ英語になれていない子供たちです。
鬼滅だ〜!って、さわいでいます。
でも当の4年生以上はあまり・・・
うわ、英語だ、みたいな反応なのです。
果敢に借りて行く子もいますが。

1年生なんて日本語もまだよく読めないのに、英語の漫画見て面白いの?
と思い、ためしにページを開いて英語のセリフを指さして、何て言ってるかわかる?と聞いたのですが、なんと!
意外と近い答えが返ってくるのですよ。
ああそうか、彼らは日本語で漫画を読んでいるので、なんとなく意味がわかってしまうんだ。
で、英語に対する苦手意識もないので(漢字に対する苦手意識はあるかもしれないけど)、英語だ!って思う前に見たがる、触れたがる・・・

ああ、言葉の学習ってこういうことなんじゃない!?

なんて思うと、「4年生以上」の制限は取った方がいいのかなぁ・・・と、迷います。
最初の巻を少しだけ購入したのですが、評判が良いならもっと購入したいな。
ただ、うちの学校では、Amazonは基本的には使えません。
もっと自由に購入できたらいいのですが、予算を使うとなると色々難しいのです。
まぁ理由は納得できるので、しょうがないなぁと思うのですが、そこにあるのに手に入らない・・・というのは、気持ちがじりじりしますね。
制度は変わることがあるかもしれないので、またチャレンジしてみようと思っていますが。
ちなみに、こういうイレギュラーな買い方は、寄付金などがあった時だけ可能なのです。
ありがとうございました!

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